平成29年度 事業計画
卸売市場の社会インフラとしての役割を踏まえ、花き産業の持続的発展に寄与するため、花き流通の中核を担う卸売業者の団体として、下記事項を重点に事業を推進します。
1. 卸売市場経営の健全化
卸売市場の持つ社会的役割を果たすためには、経営の健全化が欠かせません。経営の健全化に資するため、研修会の開催等を行います。
2. 物流の合理化
物流環境の急激な変化に対応するため、標準出荷容器の普及を図るとともにICT技術、IoT、ロボット等を活用した物流イノベ-ションに取り組みます。
3.取引電子化の促進
市場取引の一層の効率化を図るため、ICT技術の積極的な活用を推進することとし、市場取引に係るEDI化を進めます。
4.消費拡大対策
関係団体と連携し、国産花きイノベーション推進事業や「母の日」、「いい 夫婦の日」、「フラワーバレンタイン」など業界統一キャンペーンに取組みます。また、品質管理を徹底し、世界でも有数の国産花きの消費拡大に努めます。
5.物日商品の需給安定対策
正月や彼岸・お盆、母の日などの物日に需要が集中する切花、鉢物等の特定の商品について関係者間で情報を共有し、需給と価格の安定に努めます。
6.グローバリゼーションへの対応
海外における生産流通事情の現地視察を行うとともに、関係団体との連携を強化し、需要に見合った適正な輸入の確保に努めます。また、国産花き輸出拡大への支援を行います。
7.部会活動
協会に中央卸売市場部会、地方卸売市売部会、鉢物部会、青年部会を設け、情報交換や研修、その他諸活動を実施します。
8.制度政策要求及び関係行政機関・関係団体等との連携促進
花き産業の持続的な発展を図るため、制度政策要求の実現や関係行政機関・関係団体等との連携を強化します。
9.支所活動の活性化
協会事業の円滑な推進と国内花き産地の活性化を支援するため、全国8支所の活動の活性化を図ります。
「日本花きEDI標準フォーマット仕様書(ver. 1.2)」の掲載について
日本花き卸売市場協会取引電子化部会では、花き出荷者と卸売会社との間で電子情報を交換(EDI=電子情報 交換)する際に用いる標準フォーマット作成について検討を重ね、「日本花きEDI標準フォーマット仕様書(ver. 1.2)」を取りまとめました。
当該フォーマットの利活用による市場経営の合理化に資するため、ホームページに掲載する事と致しましたので、会員各位におかれましては、フォーマットの活用宜しくお願い致します。尚、当仕様書をより使いやすいものにする為、不都合な点等があれば順次改訂していくこととしております。
会議体系
総会
開催月 | 定時総会 6月/臨時総会 随時 |
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参加基準 | 協会会員 |
理事会
開催月 | 年4~5回 |
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参加基準 | 理事全員 30名/監事全員 3名 |
役員会(業務執行理事会)
開催月 | 年4~5回 |
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参加基準 | 会長/副会長/常務理事 |
支所長会
開催月 | 随時 |
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参加基準 | 協会支所(8支所)の支所長 |
部会
開催月 | 随時 |
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参加基準 | 中央卸売市場部会、地方卸売市場部会、鉢物部会、青年部会の各部会単位で開催。参加は各部会員。 |
委員会
開催月 | 随時 |
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参加基準 | 関係者 |